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アメリカ 黒人少年射殺事件の判決に全米が抗議デモ!アメリカは変わるか [海外]

さて、では次の気になるニュースを一つ。




アメリカのフロリダ州で発生した黒人少年射殺事件に関するニュースです。


以下、記事タイトルをAFP・BBニュースより引用・記事内容も参考にさせて頂きました
無罪評決に全米で抗議デモ、米大統領「法治国家」強調 黒人少年射殺事件



アメリカの黒人少年射殺事件は、フロリダ州のとあるゲートコミュニティー内で当時自警団のジョージ・ジマーマン被告(29)が黒人少年のトレイボン・マーティンさん(17)を銃で射殺したという事件です。



正当防衛であった背景なども否定は出来ない可能性があるとは言えこの判決の結果は無罪でしたが、


この無罪評決に対し14日、ニューヨークをはじめとする米国各地で大規模な抗議デモが発生。



以下、記事内容を1部そのまま引用



デモはサンフランシスコ(San Francisco)、フィラデルフィア(Philadelphia)、シカゴ(Chicago)、ワシントンD.C.(Washington, DC)、アトランタ(Atlanta)でも発生。カリフォルニア(California)州オークランド(Oakland)ではデモ隊の一部が窓ガラスを割ったり車に落書きをするなどした。


事件が起きたフロリダ州サンフォード(Sanford)では、教会の礼拝で牧師が故マーティン・ルーサー・キング牧師(Martin Luther King Jr.)の「黒人の生活はいまだ、この偉大なる社会の底辺にある」との演説を引用し、「わが同胞の日常は今現在も白人至上主義者の社会の奴隷にされている」と訴えた。


*ここまで引用




と、僕も内心予想はしていましたが、想像以上の白熱ぶりです。


今回のデモは何よりも、人種差別の完全なる撤廃を求めて止まない多くのアメリカ国民らが一斉に立ち上がったというデモです。



デモ参加者は大多数の黒人に加えて、白人やその他中南米系の参加者らも存在したとのことですので、決してすべての白人が黒人やその他の人種を見下したりしているわけではないことは容易に理解できるでしょう。


未だに根強い人種差別が残り、白人が尊ばれ黒人が蔑視される今のアメリカという国の流れを変えるきっかけになればと思いますが、



以外にも大統領のオバマさんは陪審員の下した評決を受け入れるように国民らに声明を発表したのですから・・・何というかやりきれない思いはします。


その裁判の際に参加していた陪審員の6人中実に5人が白人だったのですから、白人が黒人に対する差別思想を持ち、それを裁判に反映させたと受け取られても全く不思議はないと思うのですが、どうでしょう。



銃社会の問題もありますし、アメリカはまだまだあらゆる面で危険な国だと思います、冗談抜きでそう思うのです。



僕は白人だから嫌なやつとか、差別思想を持っているという思いは全くありません。



白人の中にも素晴らしい人は大勢存在しますし、決して僕自身も白人を差別するという思想などはありません。



ただ、歴史的背景や今回の問題も含めてアメリカだけでなく世界の中でもまだまだ「白人至上主義」は根強く存在しているのだということを少しでも理解して頂ければな、ということです。



故・マイケルジャクソン氏が人種差別に反対するスピーチを行う映像です。感動しますので是非1度はご覧になって見て下さい↓↓↓↓↓↓↓↓



マイケルジャクソンさんもキングオブポップと呼ばれた世界的なスーパースターでしたが、このような所でも非常に多くの人に強い影響を与えていたことがお分かりでしょう。



2009年6月25日に急逝(きゅうせい)されてしまったことは記憶に新しいですが、多くの面で世界に計り知れないエネルギーを与えたマイケル氏を忘れてしまう人はきっといないでしょう。



そしてアメリカの負の側面を象徴するような事件ではありましたがこれにより今後アメリカがどう変化していくのか、いえ・・・アメリカに何らかの変化が起こるのかに注目したいと思います。



それでは、また。
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