アメリカ 黒人少年射殺される 銃社会と人種差別の悲劇は続く [海外]
さて、それでは次はこのニュース。
アメリカで発生したとあるニュースです。
以下、記事タイトルを日テレニュース24より引用・及び記事タイトルを参考にさせて頂きました
黒人の少年射殺、自警団員に無罪評決 米国
この事件は昨年の2月、アメリカフロリダ州の当時自警団であったジマーマン被告が17歳の黒人少年を射殺した事件で、ジマーマン被告は殺人罪に問われていたというもの。
殺害されたのは黒人のトレイボン・マーティンさん17歳。
そして7月13日、驚くべきことに被告は判決で無罪を言い渡されたのです。
この事件ですが、重要となる部分を以下、同記事からそのまま引用
ジマーマン被告はゲートコミュニティー内でマーティンさんを追跡し、口論の末に射殺したとして起訴された。マーティンさんは当時武器を持っていなかった。被告側弁護団は、マーティンさんが被告を地面に組み伏せ、被告の頭部を舗装道路に打ち付けたため、正当防衛のため発砲したと主張していた。
*ここまで引用
上記の「ゲートコミュニティー」とは、高い堀や検問所などを設けた門扉を設置して防犯性を向上させた住宅街のことです。 要塞都市のようなものだと考えて下さい。
そして、事件はこのゲートコミュニティー内で発生したのです。
コンビニで買い物を終えたマーティンさんを不審人物として被告が警察に通報し、警察から現場へ急行しているため追跡をしないように指示を受けたとされています。
しかし、被告はその後マーティンさんを独自に追跡し、尋問などをしたと言われていますが、問題はこの後にどういった経緯で事件が発生したのかということです。
ただ、仮に被告の証言が真実だとしても、
なぜ警官からの指示に従わずマーティンさんを追跡して尋問したのか、そして本当に正当防衛だったとしても射殺するという行為以外にも方法は無かったのかなど、疑問は多々あります。
事件後にはマーティンさんは凶器となるものを一切所持していなかったことが判明しているのです。
被告はマーティンさんが拳銃などを所持していて、それを使用して危害を加える可能性があると判断したのでしょうか・・・。
真相は定かではありませんが、この事件はアメリカという国家の弊害であるような気がします。
あなたもご存じのとおりで、アメリカは民間人でも銃を所持できることにより、被告も銃でいつ撃たれるかわからないという恐怖などがもしかしたら存在したのかもしれません。
僕としては、最初から被告が殺意を抱いて意図的に仕掛けた可能性も否定していませんが。
そして銃社会と同じくアメリカの人種差別問題も無視することはできないでしょう。
アメリカは黒人差別を撤廃するための色々な活動が歴史上なされてきましたが、それでも完全に人種差別が撤廃されたということではなく、
今現在でも根強く人種差別が残っている国です。
そして今回の裁判も、6人中5人の陪審員が白人であったことから、判決に人種差別の意識が絡んでいた可能性はまず間違いなく存在するのではないかと考えます。
世界の超大国アメリカですが、数多くの闇を抱えた国家であると言えるでしょう。
銃の問題も、人種差別の問題もいつかは無くなる日が来ると信じたいものです、ハイ。
それでは。
アメリカで発生したとあるニュースです。
以下、記事タイトルを日テレニュース24より引用・及び記事タイトルを参考にさせて頂きました
黒人の少年射殺、自警団員に無罪評決 米国
この事件は昨年の2月、アメリカフロリダ州の当時自警団であったジマーマン被告が17歳の黒人少年を射殺した事件で、ジマーマン被告は殺人罪に問われていたというもの。
殺害されたのは黒人のトレイボン・マーティンさん17歳。
そして7月13日、驚くべきことに被告は判決で無罪を言い渡されたのです。
この事件ですが、重要となる部分を以下、同記事からそのまま引用
ジマーマン被告はゲートコミュニティー内でマーティンさんを追跡し、口論の末に射殺したとして起訴された。マーティンさんは当時武器を持っていなかった。被告側弁護団は、マーティンさんが被告を地面に組み伏せ、被告の頭部を舗装道路に打ち付けたため、正当防衛のため発砲したと主張していた。
*ここまで引用
上記の「ゲートコミュニティー」とは、高い堀や検問所などを設けた門扉を設置して防犯性を向上させた住宅街のことです。 要塞都市のようなものだと考えて下さい。
そして、事件はこのゲートコミュニティー内で発生したのです。
コンビニで買い物を終えたマーティンさんを不審人物として被告が警察に通報し、警察から現場へ急行しているため追跡をしないように指示を受けたとされています。
しかし、被告はその後マーティンさんを独自に追跡し、尋問などをしたと言われていますが、問題はこの後にどういった経緯で事件が発生したのかということです。
ただ、仮に被告の証言が真実だとしても、
なぜ警官からの指示に従わずマーティンさんを追跡して尋問したのか、そして本当に正当防衛だったとしても射殺するという行為以外にも方法は無かったのかなど、疑問は多々あります。
事件後にはマーティンさんは凶器となるものを一切所持していなかったことが判明しているのです。
被告はマーティンさんが拳銃などを所持していて、それを使用して危害を加える可能性があると判断したのでしょうか・・・。
真相は定かではありませんが、この事件はアメリカという国家の弊害であるような気がします。
あなたもご存じのとおりで、アメリカは民間人でも銃を所持できることにより、被告も銃でいつ撃たれるかわからないという恐怖などがもしかしたら存在したのかもしれません。
僕としては、最初から被告が殺意を抱いて意図的に仕掛けた可能性も否定していませんが。
そして銃社会と同じくアメリカの人種差別問題も無視することはできないでしょう。
アメリカは黒人差別を撤廃するための色々な活動が歴史上なされてきましたが、それでも完全に人種差別が撤廃されたということではなく、
今現在でも根強く人種差別が残っている国です。
そして今回の裁判も、6人中5人の陪審員が白人であったことから、判決に人種差別の意識が絡んでいた可能性はまず間違いなく存在するのではないかと考えます。
世界の超大国アメリカですが、数多くの闇を抱えた国家であると言えるでしょう。
銃の問題も、人種差別の問題もいつかは無くなる日が来ると信じたいものです、ハイ。
それでは。
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