SSブログ

エジプト モルシ支持派への銃撃により更に死亡者増える!激化は避けられず [海外]

エジプトの現状についてですが、状況は予想通りでかなり悲惨になってしまったようです。



新たなニュースによると・・・以下、記事タイトルをAFP・BBニュースより引用・参考「モルシ氏支持派に銃撃、42人死亡 「軍の発砲でない」と目撃者」




エジプト時間の8日午前頃に、エジプト・カイロでモルシ前大統領の解任に抗議する大統領支持派が銃撃を受け、少なくとも42人が死亡し、300人以上が負傷。



ただ、発砲したのは軍関係者らではなく一般人の格好をした人間だったそうで、



軍が行ったのは威嚇射撃と催涙弾のみだとムスリム同胞団を含む多くの目撃者がこれを確認して証言していた様子です。



しかし双方が銃撃戦にまで及び、これほどまでの死傷者が出ているとなると、事態はもう簡単に収拾がつくということはありえないでしょう。



ムスリム同胞団をはじめとしてイスラム過激派も各地で活動を行っているという訳ですから、



今後の展望はやはり更なる泥沼化になってしまうのはまず間違いないと思います。



暫定政権を廃止し、モルシ前大統領を元に戻して権限を与えれば大統領支持派やイスラム原理主義組織などは溜飲を下げるかもしれませんが、



そうすると当然ながら反政府派が一斉に更なる過激な活動に移る事になるでしょう。




現在の暫定政府も実質的には軍政、そうでないとしても軍に牛耳られているようなものだと思いますから・・・う~ん、難しい所です。



軍がモルシ大統領を復帰させるようなことがあるとはまあ、考えられませんし。



双方の平和的な歩み寄り、というのが最大の理想論ではありますが、それも望み薄でしょう。



アラブの春はまだまだ遥か彼方の出来事の様です。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。