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裁判員 別に誰も進んでやりたがる人間はいないでしょうに [国内]

夜になってから急に熱くなってきましたねぇ、珍しいこともあるものです。


まあとりあえず気になるニュースでも。記事タイトルをBLOGOSから引用します
「裁判員をやりたい! ってどんな人?」


裁判員制度・・・あなたもご存じだと思います。



ある一定の刑事裁判に僕ら一般市民から無作為に選ばれた裁判員が裁判官とともに審議に参加させられるというアレです。



この裁判員制度、制定された目的は「司法関係者以外の一般市民を裁判に参加させることで裁判に一般市民の日常感覚や理念などを反映させること」を目的に作られたもの。



過去の裁判では冤罪が多々発生していたという背景があり、 我々フツーの国民を参加させることで司法への理解の向上をさせるというのが、表向きの名目です。



実際は本当に多くの問題点があり、そもそもとしてこの制度の存在自体を疑問視する割合が圧倒的に多く、僕自身もこの制度には否定的です。



裁判員制度で取り扱う刑事事件は「殺人事件」「傷害致死事件」「放火」「強盗殺人」などの重大な犯罪行為で、



事件に関する証拠を調べた後に裁判官とともにこれら「有罪」か「無罪」かを決めさせるというものです。



まあ、正直どうかと思います。司法における何の知識も経験も無い市民が駆り出されて有罪か無罪か、 死刑や無期懲役などの極めて重大な判決を迫られるのですから・・・。



でも、記事の内容によるとそんな裁判員制度に自ら参加したいという人間も少なからず存在するようで、その理由は以下のようなものでした。



・無作為に選びだされたことへの喜びから
・支払われる日当を得たい
・権力を行使する側に立って死刑判決を出したい


まあこんな感じですね。



正直な所、この制度が存続し続けることに意義があるのかどうかは甚(はなは)だ疑問です。



司法で人間の生命を左右するような判決を行うのであれば、 何の知識も経験も持たない人間を呼んで重大判決を共に迫るのではなく、 専門家だけで取り決めるべきだと僕は考えます。




裁判員に選ばれて精神崩壊してしまった方がもしかしたら多数いらっしゃるかもしれませんし・・・。



この文章を読んで下さっているあなたが少しでもこの制度に関心を持つ、あるいは持ち直して下されば幸いです。



ではまた。




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