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iPS細胞 実用化に向けての研究が確定!安全性や課題など [科学技術]

2013年6月27日
昨年ノーベル賞を受賞された京都大学の山中伸弥教授が開発されたiPS細胞。 このiPS細胞が病気を治すための研究に応用される見通しが立ったそうです。

本題に入る前に、もう一度ここで素人なりにiPS細胞についてなるべくわかりやすくまとめておきたいと思います。


僕たちの体は細胞という極小の粒で構成されていて、その数は約60兆個という数らしいです。



iPS細胞はこの細胞の代わりになることができる細胞です。


例えば目の細胞、心臓の細胞、胃の細胞などがありますが、仮にこれら臓器などが病気にかかったり怪我などで損傷した場合、今までであれば他者との臓器移植が必要でした。



臓器移植の課題だったのは、別人の臓器を移植することにより拒絶反応が引き起こされる可能性があることでした(つまり臓器移植後に普通に生活できるかどうかは分からないということ)。



しかし今後iPS細胞の研究が進めば当人の細胞から新たな臓器の1部、もしくは臓器そのものを作り出せる可能性もあるので、課題であった拒絶反応などを解消することもできるらしいのです。



そのiPS細胞の実用化の工程が文部科学省から発表され、国は今後1000億円を超える予算を投入して実用化を後押しし、2042年には再生医療で1兆円ほどの市場創出を計画している様です(1兆円て・・・)。



iPS細胞の研究は僕も本当に気になります。研究が進めば今後再生医療や新薬の開発に計り知れない影響を及ぼすのは間違いないでしょう。



ただ、現時点では安全性やiPS細胞を応用していく中でまだまだ解明できていない問題などがあるらしく、本当の意味での実用化は当面先の話になるらしいです。



今後の研究で主立った動きがあれば記載していきます、それでは。
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