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シリア 首都ダマスカスで砲撃により15人が死亡!悲惨な状況は続く [海外]

さて、それでは次のニュース。




中東のシリア共和国のニュースです。以下、記事タイトルをAFP・BBNユースより引用・及び記事内容を参考にさせて頂いてます
シリア首都ダマスカスで砲撃、15人死亡



7月12日、シリアの首都ダマスカスで砲撃が発生し、15人が死亡したというニュースです。


シリアは2011年1月26日から国内で武力衝突が続いており、今回の砲撃はシリア政府軍と反政府派のおそらく双方らの砲撃により、死傷者がでたものだそうですが、詳細は未だ不明。



その前に、「シリア騒乱」について簡単に説明させて頂きたいと思います。



シリア騒乱は、エジプトなどと同じく、主に中東~北アフリカで巻き起こった民主化運動「アラブの春」により、


シリア大統領の「バッシャール・アル・アサド」氏の独裁政治体制に不満を募らせたシリア市民らが反政府運動を起こしたことがきっかけとなり発展した武力衝突。



この反政府派のデモ運動は当初は小規模のものでしたが、2011年3月15日に主要都市で一斉に拡大、最終的にはシリア全土で民主化デモが発生するということになったのです。



そしてこのアサド政権はこの反政府デモを武力によって徹底的に抑え込むことを画策し、シリア正規軍をはじめとする治安維持部隊を総動員させ、


狙撃兵らの銃撃はもとより、戦車などを使用しての砲撃などなど、一般市民らへ容赦無い攻撃を慣行。



ただ、市民らの中にも武装した市民も存在し、市民側について共闘するシリア軍人も現れたこと、また現アサド政権に対して敵意を抱く勢力などからの武器や資金提供もあったことで完全に泥沼化してしまっており、



死者の総数はシリア騒乱の発生から現在までで10万人を超えると言われている状況で、もはや凄惨を極める状態であるといえます。


欧米やその他諸国もシリア政府に市民らへの暴力行為を中止するように勧告していはいるようなのですが、アサド政権はこれを拒否し、騒乱は現在も続いているという訳です。



ざっくりとですが、お分かり頂けましたでしょうか?







人類の歴史は争いの歴史とはよく言われていますが、現代でも悲しいことですが争いは絶えません。



シリアの現在の状況は、まさに悲惨・凄惨な争いが続いている状態なのですから。



エジプトもそうですが、民主化への道はとても険しい道のりであると言えます、残念ながら・・・。
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